2月10日~12日まで2泊3日で広島県尾道市で、伊藤翔吾、中里聡史、丸本悠太、皿屋豊、長野耕治、佐藤信哉、水野貴行の7人のメンバーが集まりTeam MASSAの合宿を行いました。
初日は数人の選手のみ、生口島へトレーニングに行ったのですが、運悪く天候に見放され、雨、雪、みぞれの寒い中でのトレーニングとなりました。夜には、一番遠方の栃木県から11時間かけて車で来た中里も合流しました。今回は、マッサージ師の尾崎さんも帯同し、ハードトレーニングで疲れた選手たちの身体をほぐし、選手たちの疲労回復に一役買っていました。
レース以外ではライトとベルを装備して走ります
合宿2日目は、天候もよく10時からトレーニングに出発。丸本も合流し、シクロクロスレースで今回合宿には来れなかった丸山選手以外の全メンバーが揃いました。まずは尾道から3分ほど船に乗って向島へ。島に渡ると交通量がかなり減り、自転車のトレーニング地としては最高の環境です。
一列ローテーション走行
揃いのジャージで走る選手たちの姿は圧巻で、島民の方たちも振り返りかなり目立っていました。向島から橋を渡り、因島、生口島を通って2017年の愛媛国体で自転車ロードレースのコースとなっている大三島まで走りました。アップダウンもあり、海沿いの道路を走るためロケーションもよく、練習には最適です。車から三船監督が指示をだし、個人では練習が難しい集団走行などレースで必要な状況を想定したトレーニングをしました。
選手たちの後ろには三船監督が運転するサポートカー
交通量が少なく、自転車も走りやすいいい環境
合宿最終日の3日目は、午前中のみの練習だったため向島でカーペーサーのトレーニングを行いました。2周目までは全員まとまっての走行でしたが、3周目はペースアップし遅れた選手はそのまま脱落してしまうサバイバル。選手たちは必死に食らいついて走っていました。短い時間でしたが走りこめた選手にとってはハードなトレーニングになったようです。
カーペーサー練習中。釣りのおじさんたち(左端)にも注目の的です
午後からは、Team MASSAの伊藤、丸本、長野の3選手と三船監督がサイクリストたちと因島までサイクリングしました。30人ほどの参加者が駅前に集まり、尾道ケーブルテレビにも取材していただきました。
尾道から向島へ船で渡り因島大橋を渡って因島まで走り、はっさく屋さんで因島の名産はっさくを使った『はっさく大福』を食べて、Uターンするコースでした。
はっさく大福を食べて喜ぶ伊藤翔吾
たくさんの自転車の通過に、途中見ず知らずの子供たちが沿道で応援してくれる場面もありました。参加した皆さんにも楽しんでいただけたようで、選手たちもサイクリストさんたちとの交流で一層今後のレースに向けて気合が入り、いい経験となりました。
サイクリングに集まってくださった方々と記念撮影
3日間の尾道合宿、初日以外は好天気に恵まれ最高のトレーニング環境でした。Team MASSAの場合、南は福岡、北は栃木と全国に選手が散らばっており、各選手社会人として勤めているため、なかなか集まって練習できる機会がないんですが、短い期間ながらも、チームメイトで互いに切磋琢磨しながら、信頼感や団結力などを高め、今年のレースに向けての士気が高まったようです。日本有数のサイクリングコース『しまなみ海道』があるので、地元の方々も自転車への理解もあり、しっかりトレーニングすることが出来ました。これからもTeam MASSAでは、きちんとした自転車走行を心がけ、こうしたチーム練習をすることで地元の方々にもロード競技に関心を持っていただけるように、今後も尾道での活動を続けていけたらと思います。
お世話になった地元関係者の方々、本当にありがとうございました。
【合宿を終えて新加入の3人からのコメント】
■長野耕治(新キャプテン)
みんな強くて困っちゃいました。チーム新加入なのでどんな感じになるか緊張してきたんですが、みんないいキャラしていて、いい雰囲気のチームになりそうです。監督からいきなりキャプテンに任命されたんですが、深く考えずに自分がアドバイスできる事があればするし、脚的にはまだ全然でみんなとは差があるので、自分の役割をこれから探しながら活動していこうかなと思っています。自分は今治在住なので、しまなみ海道には親しんでいる人間なので、風の変化などこの時期厳しいのは覚悟して合宿には来ました。その辺の風の変化とか、ロードレースには絶対対応が必要な能力を養うには、最適なロケーションだと思います。これからもしまなみを利用してチームの練習をやっていけば、チームのレベルアップに繋がるんじゃないかと思います。
今年の目標は白浜クリテリウム。春にすべてをかけます。
■佐藤信哉
チームのジャージを着れて嬉しいの一言です。ジャージのおかげで普段より20%以上の力が出ました。ちょっと一人興奮していました。こういうちゃんとしたチームに入るのは初めてなので、多分僕が一番興奮していたかもしれないですね。この合宿が本番みたいな感じで来たので楽しみでした。昨年までは地元の友達を集めて練習していました。一昨年は、ほとんど一人で週に一回みんなで走ってました。去年くらいから人が増えてきた感じです。なかなかこんな高いレベルで練習できる機会は少ないので、勉強になりました。この辺環境は最高ですね。ちょっと走ったら、あんなに車がいないところに行けるので、すごくいいです。こんないい状態で練習できるのは、今までの環境ではなかったので嬉しいです。今年は極力合宿には参加して、もう一段レベルアップしたいです。
クリテリウムは得意だと思うんですが、基本的にはロードレース選手なのでロードレースを頑張りたいです。登りの練習をして、登りの苦手意識を作らないような感じで、登りをがんばって平坦のレースでは確実に。Jプロツアーは初めてなので、最初は苦戦するかもしれないですが、一つでも入賞までいけるといいですね。最初の下総や白浜は苦手意識がないので、あのあたりの最初のレースと全日本選手権を前半の山場に持って行きたいです。
■水野貴行
支給されたバイクの調整不足もありましたが、最低限の走りはできたと思うんで、これからしっかり調整していい走りができるように、レースに向けて頑張っていきたいと思います。合宿では普段自分ではできないことをサポートしてもらえて、いい練習になりました。キツイですね。車への迷惑もあって交通量が少ないいい環境の中でしかカーペーサーの練習は出来ないんで、みんなが集まってこのような好条件の地で合宿し、自分も好きな練習が出来て良かったです。
クリテリウムなどスピードが出る平地系メインのレースで一桁入賞を目指したいと思います。
合宿&サイクリングの写真はチームのFacebookにも掲載しています。こちらもご覧下さい。TeamMASSA Facebook尾道合宿&サイクリングのアルバム (写真によっては三船監督の一言コメントもあります!)
Text&Photo/広報:岩佐千穂