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富士山ヒルクライム&中国地域ロードの結果

19日に行われたJプロツアーの「富士山ヒルクライム」と「中国地域ロード」のレースレポートです。

 

まず1つめは、「富士山ヒルクライム」。、皿屋豊、丸山厚、中里聡史の3人が出場しました。20位以内を目指す皿屋、先週のリベンジを果たしたい丸山、減量をしてヒルクライムに挑む中里のレポート、ご覧下さい。

■皿屋豊(22位 タイム48分11秒)
今回は、先週の反省を活かして、20位以内に入ることが目標だった。タイムについては、あまり気にしていなかったが、去年の51分台では話にならないと思っていた。もちろん大幅更新はできると確信していた。緊張状態のままスタート地点へ。心拍が上がり平均90拍前後で推移している。いい感じにアドレナリンが出ていて、なんかイケそうな気がするとひそかな手応えを感じていた。
 そんな中、一斉にスタートが切られる。一気にスピードを上げ、先頭が見える位置をキープ。徐々にペースが上がるが、ここで無理はしない。そうこうしているうちに、15名ほどの先頭集団が形成される。ついて行きたいが、ここでついたら後半に垂れるのは目に見えているので、ギリギリのペースで20番手位で進む!!栂池よりはいい位置をキープしていた。“このままペースを上げていけば、20番手以内も達成できるかも”という気持ちが込上げてくる。先頭の狩野選手を視界に捉えながら、直線区間を終える。こんな位置も初めてだ!
 少しづつ集団がバラけ始め、3番手パックくらい収まる。ブリッツェン×2名、タケシバ×1名、ベルマーレ×2名のパックで進む。途中、前年度優勝者が抜かしていく!圧倒的なペースではないが、ペースを合わせるとやはりキツイ。結果から言うと、ここに付けたら、8番手まで上がれたようだ。ペースが同じ5~6名程度の集団で、バラけたり追いついたりを繰り返し、中盤からの急勾配区間に突入すると、状況が変わり始める。一気に脚に来はじめてしまった。緩い区間(といっても8%位はあると思う)では先頭を牽いていたくらいだったが、脚にきてからは、前方の選手のホイールをひたすら拝んでいるだけだった。気持ちの糸が綻び始める。頭の中は、“あと何キロ”“後ろは来ていないか”そんなことばかりがよぎり始める。
 次第にダンシングが増え、シッティングでケイデンスをキープできない。そして、平坦区間では、付くので精一杯だ。何とか、パックに付いた状態で3キロ看板を通過!!“ここまできたら、もう少し”と自分に言い聞かせる。再び看板が見えたので、残り1キロだと思いスパート!積極的に、前に出て、ふるいにかける。それでも、キレは全くなく、集団はバラけない。前方にまた看板が現れ、“あと500m”と思ったら、実はここが残り1キロだった。ダメだ、ペース配分を間違った。ここからズルズルと後方へ。後ろから来た2人の選手にも交わされゴール!!去年より3分40秒ほど速くはなったものの、問題は20位以内に入っているか?下ってリザルトを見ると22位。やってもうた・・・。結局、ラスト2キロまで一緒にいたブリッツェンの選手が17位・18位だったので、レース中は20位以内を走行していたようだ。根性が足りなかった。ハングリー精神をもってやらなければ。

■丸山厚(28位 タイム49分28秒)
富士山ヒルクライムですが、前回の栂池ヒルクライム大会の反省を生かして自分のペースで始めから無理せずにいこうと思い走りました。スタートからペースは例年通りの勢いでしたので、無理せず同じ位の力の選手と進みました。途中の勾配のキツイ所では心が折れそうになり、更に雨が降ってきて集中力が切れそうでしたが、周りの選手のペースを見ながら遅れないように頑張りました。結果からいうと28位なので栂池からいうと良いかもしれませんが、昨年よりもタイムは遅くなっているのでまだまだ調子はイマイチだなと思います。次の群馬にはコンディション合わせて中盤のレース頑張りたいと思います。

■中里聡史(36位 タイム50分54秒)
今回は栂池同様、減量はうまく行きました。栂池からの1週間は体重が増加しないよう、帰宅後、摂取カロリーを抑えなるべく運動し、消費カロリーを増やし体重コントロールしました。レース当日は体調も悪くなく、会場への移動でも、肉体的な疲れを感じず、コンディションは良かったのですが・・・。レース1時間前からローラーで20分、実走で20分アップをしました。栂池ではスタート位置が後ろでポジションを上げるのに力を使ってしまったので今回は早めにスタート地点に向かい、前から2列目からスタートしました。スタート後から自分にとってはきついペースで進み、2キロ過ぎたあたりで集団が2つにわれましたが、追うことができず。そこからは、体感の割に心拍が上がらず、ただきついだけでした。途中、傾斜が緩くなる区間がありますが、そこでも、体が思うように動かず、後方から抜かれる一方でした。結果、去年より2分速い50分46秒の36位でしたが、今回はシマノレーシング、マトリックスなど、欠場している有力チームが多い状態を考えると相対的な順位でみると去年とさほど変わらない結果となりました。これからは、ロードレースに必要とされる、インターバル能力の強化に励み、今後のレースに対応していきますので、今後もよろしくおねがいします。

【富士山ヒルクライム結果】
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)42分58秒
2位 乾 友行(竹芝サイクルレーシング)+1分12秒
3位 狩野 智也(チームブリヂストン・アンカー)+1分22秒
***************
22位 皿屋豊 +5分13秒 
28位 丸山厚 +6分29秒 
36位 中里聡史 +7分5秒 


「中国地域ロード」には、広島県代表で伊藤翔吾と丸本悠太が出場しました。新しく作られた島根のサイクリングコースで、果たしてどんな戦いが繰り広げられたのか?2人のレポート、ご覧下さい。

■丸本悠太
今回のコースは、奥出雲にある12.3kmダム周回コースを8周するコースで、スタート・ゴール地点手前から断続的に上りが続くハードなコースでした。広島県チームとして出場した大会だったので、チームから優勝者を出すことが目標で、チームから有力な逃げには、誰かが反応するという作戦でした。実際、1周目から3周目までは、山口県と広島県が互いにアタックしては潰すという展開、自分自身も逃げを作ろうと試みましたが上手くはいきませんでした。決定的な逃げが決まったのは、5周目で山口県の白石選手、広島県の細井選手、島根県の選手の3人が抜け出しました。後続集団は、10人弱の集団で徐々にふるいにかけられ1人1人脱落者が出る展開、結局島根の山根選手と自分の2人となり最終周回を迎えました。先頭の3人はバラバラになり細井選手を山根選手と自分がパスしました。ゴールを目指して2人で走っていましたが、チェーンが脱落してしまい、山根選手から遅れを取ってしまいました。結果、白石選手が逃げ切って優勝、2位が山根選手、自分は4位でゴールとなりました。
今回のレースでの反省点は、強力な白石選手に対してチームではなく逃げに乗った細井選手1人に責任を課してしまったことであると思います。3人の逃げが決まった後でも、広島チームは自分、伊藤さんを含め数人残っていたので、逃げとの差をつけられすぎないように協力して集団をコントロールしなけらばならなかったと思います。今週末は、全日本選手権です。粘るばかりの試合になると思いますが、自分の力を試したいと思います。

■伊藤翔吾
島根県のダムの周りに新設された12.3km×8周回の98.4kmでレースは行われました。コースは広島のコースと同じ距離ですが、上り勾配がきつく下りもタイトなコーナーがあるため、前方で展開しないと徐々に脚が削られていく厳しい印象でした。広島県は個人と団体総合を取るこが目標でした。団体優勝は上位2名の順位で決まります。自分と丸本を周りが周りの選手がサポートしてくれる形でスタートしました。
 スタート直後にあるコースの中で一番長い上りとその後にある下りの3kmをパレード走行し、レースが始まりました。序盤から各県有力選手がアタックを繰り返し、2周回を終えた時点で集団は半分になりました。3周回目の上りで山口県の白石選手のペースアップにより人数が絞られ、4周回目に入った時には20人弱でした。5周目の上りでバラけ、9名になりました。広島県は自分と丸本ともう1人の3人、島根県3人、山口県2人、岡山県1人でした。
アップダウン区間で広島県・山口県・島根県が1人ずつ抜け出し、後ろがお見合いしている間に30~40秒くらい差が開きました。白石選手が逃げに乗っていたため、広島の選手に一緒に逃げてもらい消耗させて、残り1周手前くらいで吸収すれば十分勝機はあると思いました。しかし7周目に気分が悪くなり、もどした後くらいから脚に力が入らなくなりました。上りで島根県の山根選手ともう1人と丸本の3人から離れました。さらにゴール手前100mで後続にも追いつかれ、14位と結果も内容も全くだめでした。

【中国地域ロード結果】
1位 白石真悟(山口、シマノドリンキング)
2位 山根 理史(島根、湘南ベルマーレ)
3位 大谷剛史郎(島根)
***************
4位 丸本悠太
14位 伊藤翔吾

 

2011年6月22日

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