6月12日に長野県でJプロツアーの「栂池高原ヒルクライム」が開催されました。Team MASSAからは、日置大介、伊藤翔吾、伊勢直人、丸山厚、斉藤亮、中里聡史、皿屋豊、丸本悠太の8名が出場しました。
17.1kmのヒルクライムレースで結果を出したのは、MTB選手の斉藤亮で9位でした。以下、選手たちからのコメントです。レースの状況などが語られていますのでご覧下さい。
■斉藤亮 (9位 タイム51分22秒)
今年は2年ぶりに栂池高原ヒルクライムに参戦。クライマーではないが、ある程度登りを得意とする自分にとってはしっかりと結果を残したいレース。今年から個人TTではなく、予選ラウンドを行わずにフルコースを1本のみ。距離は17.1km、標高差1200mの難コースは、序盤の急勾配からの平坦区間、そして中盤以降は緩勾配が続き、ペース配分がとても重要になる。号砲と共にスタートから飛び出す。今年は予選ラウンドがない分、この1本にしっかりと集中し出し切ろうと考えていた。スタートからかなりのハイペースな展開。それも想定内。3km地点ですでに集団は20名程に絞られた。集団を積極的に引っ張る形で走っていたが、6km付近で狩野選手、増田選手、ガロッファロ選手の3名が徐々にペースを上げ始め集団を引き離していく。このペースには全く反応出来ない。第2集団もシマノレーシングが積極的に引っ張り、15名程に絞られる。1人、また1人と脱落していくサバイバルレース。
ラスト3kmで第2集団は7名。緩急あるペースに、苦しくなったり落ち着いたりを繰り返すが、すでに自分もギリギリのペース。弱気になったら負ける。仕掛けるなら自分からと思っていたので、ラスト2kmでペースアップ。しかし集団は大崩れせずにしばらくしてまたパックに・・・。
ラスト1kmを切ってシマノレーシングの鈴木選手が一気にペースアップをして集団を引き離しに掛かる。このペースアップで集団は分裂、4~5mの等間隔に。必死に前を追う選手、諦める選手、踏ん張る選手・・・。ラスト200m。ここまでくるともう我慢比べ。追い付きそうで追い付かない僅かな差と格闘し、意識朦朧の中ゴールへ辿り着いた。結果は9位。正直、順位はあまり良くないけど、タイム的には納得。連戦の疲労もあったが、思いの外走れた気がする。まだレースをコントロール出来るほどの経験は否めないが、得意な部分をしっかりと生かし、苦手な部分を克服していければもっと高い位置で戦うことが出来そうだ。自分はまだチームマッサに加入して期間は浅いが、もう少し選手間同士のコミュニケーションが必要な気がする。また次戦に向けてしっかりと日々のトレーニングを積み重ねていきたいと思う。たくさんのサポート、応援ありがとうございました。次回も熱い走りができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
■皿屋豊(24位 タイム54分12秒)
栂池と富士山のヒルクライム2連戦のために、ひたすら登りの特訓を重ねてきました。目標は20位以内 タイム53分台。1時間前からアップオイルを塗りこみ、ローラーでアップ開始!!とにかくスロースターターなので、45分は乗りたいところだが、スタート場所への移動もあり、30分しか乗れず。それでも、心拍数は170を記録し、心拍の上がり方を限り調子は良さそう。
9時にスタート。やはりスタートは速い!一気に集団後方へ押し込まれてしまう。心拍を上げきってしまわないようにギリギリのペースでポディションキープしていたが、前方で既に中切れ発生!! スタートからのハイペースに付けるようになれば、もっと順位がよくなるかもしれないが、今の自分では付いていくスピードがなかった。
何とか1人づつ交わしながら、第2集団で平坦区間へ突入!前方集団には30人以上いて、「このままでは、目標の20位以内が危ういかも」と思いながらも1人で飛び出す勇気もなく、ひたすら耐える闘いだった。ゴンドラ付近からマトリックスの眞鍋選手がペースを作り始める。初めて間近で眞鍋選手の走りをみたが、低ケイデンスで力強い走り!うちのキャプテンとは、また違った力強さだ!!と、見とれながらも、真似したら即終了だろうな…。しかしながら、鋭いアタックとともに集団から消え去ってしまった。ここからは坦々と5人くらいの集団で、1人1人吸収しながら進む。シマノレーシング鈴木真理選手は、しばらく集団にいたがあまり調子が良くないようで、、早々に失速。その代わり、ブリッツェン中村選手が前に出て牽き始める。まだまだこれからって感じで、余力を感じる。「きっと、どこかで集団を千切っていくんだろうな」と様子を見てみると半分を過ぎた辺りで発射!!誰もつけずに去って行った。結果からみると、これにつけたら目標の20番以内に入れたようだ。
ゴールタイムは、54分12秒。3分台イケると思ったのに!目標の53分台と20位以内の目標達成ならずだった。今回の反省点は、序盤の展開に付いていけなかったこと。そして、アップ不足ということ。それとも、単にスピードが足りていないのかも。次回、富士山こそは、チームランキングに貢献できる20番手以内を狙います!
■中里聡史(27位 タイム54分42秒)
栂池は満足のいく練習量が確保できない状態での参加となりました。唯一順調に進んだのは減量のみです。練習量が少ない中、摂取カロリーを制限するしかない状況での減量だったので、状態は西日本同様、良くありませんでした。実際に走ってみても、練習量が足りないので、後半ペースを落としてしまいました。例年より少し良いタイムでしたが、これは機材に助けられた結果だと思います。正直、震災の影響により、日々時間がない状態です。だれもが震災の影響で大変な状況の中、頑張っていると思います。私も負けないよう、がんばります。今後ともよろしくお願いします。
■伊藤翔吾(32位 タイム55分42秒)
前半は抑え気味に入りました。いったん下る区間で、すでに先頭集団から離れてしまいました。中間地点くらいから日置さんともう一人の3人で走り、最後まで上がりきらずで終えました。美山ロードに続いて栂池もMTBの斎藤選手がチームで一番良い成績では今後が思いやられます。富士山は出ないので、次の群馬、石川はチームでしっかり結果が残る走りをしたいです。
■日置大介(33位 タイム55分58秒)
今年は例年のTTが無く、去年までの予選フルコース一本。今までの自己ベストが51分48秒。近年は55分前後が多いので54~3分を目標に。自分がオーバーペースになるかの兼ね合いもあるが、宿泊街から旧TTスタート地点までは勾配が緩くなるので集団で走ったほうが有利。スタート後心拍計を見ると170程だが普段よりきつく感じる。しばらく集団にとどまるが170以上上がらない。少しずつポジションを下げ、自分のペースで走る。旧TTスタート地点を過ぎ伊藤を含む数人になり頂上を目指すが、前に出た時は自分のペースでTTの練習。タイムは55分58秒で目標には届かなかった。自分にとっては、このレースはあまり気象条件に左右されないので、例年のタイムと比べ調子のバロメータの一つと捉えている。次は2週間後の全日本選手権。時間は少ないが体調を整え、少しでも調子を上げて挑みたい。
■丸本悠太(40位 タイム56分55秒)
スタートしてから栂池の町の中を通るまでに第2集団に落ちてしまいました。去年の決勝スタート地点だったところからは、勾配がきつくなりその集団もバラけたのですが、集団に粘ることができずに落ちていってしまいました。結果的に、去年より約3分遅いタイムとなってしまいました。去年と比べて、重いギヤを踏みすぎていたことと2キロ以上の長い上り坂を走る練習をしていなかったことが敗因であると思います。今後のレースは、ブロック大会と全日本選手権と続きます。挽回できるように、走ります。
■丸山厚(46位 タイム57分46秒)
今回の栂池ヒルクライム大会ですが、結果は昨年よりも3分も遅い結果になってしまいました。どちらかとヒルクライムは苦手な分野ですので毎年前半で頑張って、後半は勢いで上るという気持ちで望んでいます。今回は毎年よりも前半に心拍数を上げすぎてしまい、足がいっぱいになってしまいました。それで後半はかなり失速してしまい、タイムが伸びませんでした。続いて富士山のヒルクライムがありますのでコンディション整えて望みたいと思います。
【結果】
1位 増田 成幸(宇都宮ブリッツェン) 48分20秒
2位 狩野 智也(チームブリヂストン・アンカー)+28秒
3位 GAROFALO Vincenzo(マトリックスパワータグ)+2分17秒
**************
9位 斉藤亮 +3分02秒
24位 皿屋豊 +5分52秒
27位 中里聡史 +6分22秒
32位 伊藤翔吾 +7分22秒
33位 日置大介 +7分38秒
40位 丸本悠太 +8分35秒
46位 丸山厚 +9分26秒
63位 伊勢直人 +12分14秒
Photo:TAKAGI Hideaki