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レポート10:Jサイクルツアー第1戦目「クリテリウムin熊谷

3月21日にJサイクルツアー第1戦目となる「クリテリウムin熊谷」が、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で行われました。今年からJサイクルツアーのレースに出場できるのは、1チーム8人までと決められており、Team MASSAからは、日置大介、笹井秀治、丸山厚、伊藤 翔吾、中里 聡史、江下 健太郎、丸本悠太、皿屋豊の計8人が出場となりました。

このレースは予選がありました。予選は30分と2周で行われ、各周のフィニッシュラインを先頭通過すると1ポイント与えられ、ポイントを獲得した選手は完 走すれば決勝進出となります。ポイントを獲得した選手は優先的に順位が与えられ、プラスアルファーでフィニッシュ順が加わり、上位20名が決勝に進出でき るルールです。

予選は2組に分けられ、1組目に丸山選手、丸本選手、笹井選手、皿屋選手の4選手が出場。
この日は風がきつく、ポイント獲得のための序盤から激しい動きとなりました。若さあふれる丸本選手はポイント狙いで果敢に動き、1周近く逃げたのですが、 肝心のスタートフィニッシュライン直前で抜かされ、ポイント獲得ならず。シクロクロスで活躍する丸山選手は、経験を生かしてポイントを獲得し、決勝進出を 決めました。その他の選手は、最後のスプリント勝負へ。笹井選手は15位で決勝進出を果たし、皿屋選手は21位でギリギリ決勝進出ならず。逃げてポイント を取る事に固執し過ぎ、スプリントへの切り替えの判断が遅かったと反省する丸本選手は26位で予選落ちの結果となりました。

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:果敢にアタックし、1周近く逃げた丸本選手


2組目は、日置選手、伊藤選手、中里選手、江下選手が出場しました。
伊藤選手は、1組目のレース内容から前半のポイント獲得は難しいと予想。無駄脚を使わないように走り、残り4周の時点でゴールスプリントに切り替えて走っ ていたところ、残り2周でチャンス到来。ラスト400m地点で1人逃げていた選手がスピードに乗れておらず、集団もゴールスプリントに備えて落ち着いた様 子だったため、先頭5番手から飛び出し、見事ポイントをゲットしました。


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:ポイントを獲得した伊藤選手

中里選手や3年ぶりのTRレース出場となった江下選手は、ポイントを狙いに動くもうまく行かず。ゴール勝負に切り替え、最終周回へ。「最後の直線は横風な ので、集団最後尾で様子をうかがい、残り300mくらいでシマノの選手が風上からアタックしたのをすかさず追走し、ゴール100mからスプリントを開始。 思ったより集団が伸びず、一気に先頭付近まで出て、ゴール手前で9位以内でした」と言う中里選手は、最後は余裕を持ってゴールし15位で予選通過。江下選 手もスプリント勝負で10着前後に入り、無事19位で予選を突破しました。残念ながら、2組では日置選手だけが決勝進出ならずの結果となりました。

そして迎えた決勝戦。Team MASSAは5人が出場。レースは60分と2周で行われ、風はさらに強くなりレースも困難になりました。

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:決勝進出の丸山選手と江下選 手

序盤の30分は大きな動きはなく、30分過ぎたあたりから集団の動きは活発化しました。中里選手と丸山選手が逃げに反応しつつ、集団前方をキープしレース は進み、残り10分くらいでさらにペースアップ開始。ブリッツェン、シマノなど有力選手を含む数人の逃げが発生し、Team MASSAとしては誰かを逃げに入れたかったものの誰も送り込めず。残り5分くらいで、江下選手、伊藤選手もポジションをあげ、集団前方にTeam MASSAのメンバーが揃いチームとしての形も整いレース終盤へ。
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:集団前方に位置するTeam MASSAの選手たち

ラスト2周に入る手前で逃げていたリー・ロジャース選手(サイクリングタイム)を集団が捕えると、すかさず畑中選手(シマノレーシング)がアタック。これ を見た伊藤選手は一人ではもたないと判断し、丸山選手はこの単独アタックに気付かず、ブリッツェンメンバーも追うような感じではなく集団の選手たちはこの 逃げを行かせてしまうことになってしまいました。最終的には畑中選手が力をみせつけてそのまま逃げ切り優勝。

ラスト2周から自分で行くのは厳しく、なんとか伊藤選手のアシストをと力を尽くした丸山選手、伊藤選手に無線で指示を出した中里選手などの助けもあり、伊 藤選手は集団の先頭でラスト1周に入り、ラスト500mで4番手。後方では落車が発生し、リー選手(サイクリングタイム)が先頭に出てきたのに飛びつき2 番手で残り300m。残り250mでリー選手が外れたため、向かい風となってしまい最後まで力が持たないと思いつつも、伊藤選手はゴールを目指しスプリン ト勝負をかけました。しかし、やはり少々タイミングが早すぎたため、ゴボウ抜きされて結果は10位。「個人的には開幕戦でスプリントに入れたことは良い経 験になったと思います。しかしトップ選手が出ていないレースであったにもかかわらず、チームで結果が出せませんでした。東日本はもっとコミニュケーション をとり、結果に結び付けたいと思います」と伊藤選手。

三船監督は、「伊藤選手が10位に入賞し、他のメンバーもまずまずの位置でゴールしたかなと感じています。しかしこの結果に満足せぬよう、常に向上心を もって取り組んでもらいたいです。シマノや愛三、BS、ニッポ、マトリックスがいない状況なので、欲を言えば10位以内に3人、そしてもっと上位にいけた のではないかと思っています」と選手たちにゲキを飛ばしました。

今回、コミュニケーションがうまくいかなかった面もあったようですが、関東組の中里選手、丸山選手、江下選手など、合宿など参加できずチームとして走るの は初めてだった割には、他のメンバーとの連携はできていた方だと思います。レースでしか顔合わせできないので、なかなか難しい面もありますが、意思疎通が うまく行けば、昨年以上の走りが期待できそうな予感がします。次のレースに向けて、各自でトレーニングし、今回反省したことを今後のレースで活かしてくれ ることと思うので、各選手たちが一歩ずつ前進していく姿をお伝えできればと思います。

次は、4月11日に岐阜県で開催されるJサイクルツアー第2戦ヒルクライムin伊吹山ドライブウェイです。出場予定メンバーは、伊勢、日置、伊藤、皿屋、 丸本の5選手です。応援のほど、よろしくお願いします。


【結果】
●予選1組
4位 丸山 厚 (1ポイント獲得)
15位 笹井 秀治
◎予選落ち
21位 皿屋 豊
26位 丸本 悠太

●予選2組
11位 伊藤 翔吾(1ポイント獲得)
15位 中里 聡史 
19位 江下 健太郎
◎予選落ち
26位 日置 大介

●決勝
1位 畑中勇介(シマノレーシング) 1時間6分16秒
2位 野口正則(鹿屋体大BLUE SKY)+16秒
3位 辻善光(宇都宮ブリッツェン)+16秒
*******************
10位 伊藤 翔吾 +18秒
18位 丸山 厚 +25秒
21位 中里 聡史 +37秒
23位 江下 健太郎 +49秒
25位 笹井 秀治 +1分07秒 


(チーム広報:岩佐千穂)

2010年3月30日

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