6月に21日、広島県広島森林公園で行われた西日本実業団ロードに下記の6名が出場しました。
津末浩平
伊藤翔吾
伊勢直人
笹井秀治
辻本学
岸本勇気
朝から雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天気で、タイヤの選択や空気圧の選択などに頭を悩ませました。
距離が176キロに伸びたため、全体的に距離に対する不安感かスロースピードで展開。
トラックメインの辻本選手はメイン集団から脱落したグループになってしまいますが、他の選手は集団内で展開。
最初に逃げていた2人(涌本:マトリックス、福田:ブリヂストン)を吸収後、今度は4名の逃げが決まる。
真鍋和幸(ニッポ)
飯島誠(ブリヂストン)
松村光浩(愛三)
伊勢直人
逃げを得意とするメンバーで構成された先頭グループは、あっと言う間に3分ほどのアドバンテージ。
集団は少しペースダウンし、一度ペースが上がったときに集団は分裂したものの再び吸収。
逃げグループは強力で、集団に最大4分半の差をつけて逃げる。
集団ではシマノを中心に、この逃げグループをあまり好ましく思わない愛三が追走を開始。ここでタイム差が一気に縮まる。
伊勢はここで前輪パンク、一度補給地点でホイールをチームホイールに交換して先頭グループに復帰。
しかしその後コーナーでスリップして落車、先頭グループから脱落してしまった。
集団のスピードも徐々に上がりはじめ、一度集団に復帰した笹井と岸本が脱落。
昨年のこの大会で先頭グループで展開して11位だった伊藤はパンクし、そのまま復帰することが出来ずリタイヤ。チームとしては貴重な戦力を失うこととなった。
集団にはキャプテンの津末のみ。
チームとしては津末には成績を残す走りをするように指示。
逃げているメンバーを吸収し、新た展開が始まる。
愛三やシマノを中心にレースが活性化され、ラスト1周に入るところでは5人の先頭グループ、そして2分半ほど遅れて津末のいる10人の第2グループとなった。
(結果的に完走は20人)
最終回での判断ミスでアタックに反応できず12位でフィニッシュとなった。
高温多湿なうえに雨でウェットだったこともあり、完走20人と言う過酷な状況だったが、その中で後半に入るまで伊勢の逃げ、そして後半は津末の粘りなど、チームとしては収穫はあったと思う。
ただJサイクルツアーのポイントで上位チームに差をつけられてしまったこと、チームランキングを落としてしまったことは残念だ。
不運が重なったと言えど伊藤や伊勢でポイントを獲得できなかったのが痛い。
来週は全日本選手権ロード。実業団のポイントには関係ないが、チームの存在をアピールするには格好の舞台。
そして同じ日に開催される富士山のヒルクライムに参加する選手には、貪欲に実業団ポイントを狙っていって欲しい。
苦手な広島でのレースだったが出せる力を搾り出して喰らいつく笹井。
その懸命なスタイルに多くのファンを持つ選手だ。

後半天候は回復し、集団は一気にスピードを上げる。
飯島や真鍋といった国内トップの選手たちとゴールを目指してともに逃げ続けたことは、今後彼にとって大きな経験となったに違いない。
周囲の重圧に負けたのか、自分の走りを擦ることなく冷静さを失っ
てしまった岸本。
練習で魅せる走りを出すことが出来れば、将来チームの柱となってくれる可能性を持っている。
伊勢の逃げが捕まり、チームの期待を一身に背負って津末が気を吐いた。
最後は12位という結果だったが、完走20人。