チーム第2戦となるチャレンジサイクルロード。
今回はエリートが津末・斉藤・伊藤・伊勢の4名、アンダーに岸本のみの参加。
このレースが例年だと国内チームの本格的なオープニングレースとなるため、今シーズンを戦っていくのに指標となるだろう。
自分たちのトレーニングメニューは通用するのか?
他メンバーはどのぐらい仕上がっているのか・・・
前日のミーティングでは、昨年好成績を残している津末を軸に登板力のある斉藤を中心に考えつつも、オールラウンドな力をもち、この修善寺の登りをあまり苦にしない伊藤と伊勢にも成績を考えて走るように指示。
アンダーの岸本には「勝つためにはどうするべきか」を念頭において走るよう指示。
大まかな戦略は指示したものの、全体的に戦術的な部分は選手に任せた。
アンダーはスタートから速いペースで進むものの、ここまでの練習を見ている限り不安を感じなかった岸本は集団のいい位置で展開している。
チームメートを持つ選手に比べれば不利だが、それを踏まえて自分で考えて走らせる。
優勝候補の選手たちが勝負をかけ始めた時、もっとも重要な展開で前に行く力がなかった。
ここまでに冷静さがなく、集団内で使わなくていい力を使ってしまい消耗。そのため一番力を発揮しなければいけないところで動けなかった。
その後は追走グループで頑張りを見せたが、追走のグループ内でゴールし22位と言う結果だった。
これまでの彼の経緯を見れば上出来な成績かもしれないが、ここまでの2ヶ月ほどの走りを見ていると、優勝候補と対等な位置で走ることはできたはずだ。
同じアンダーの選手たちが勝つというプレッシャーと戦いながらも勝てる位置で戦ったのと比べ、岸本は明らかに動揺して冷静さを失い、自分の力を分析しきれていない走りだったからだ。
エリートの選手たちは皆ある程度の経験を積んでいるので彼らに任せる。
津末と斉藤を軸にするということでどうするかを各自に判断させる。
集団は若干牽制気味なスピードで始まった。
優勝候補である鈴木と野寺のいるシマノは彼ら2人しかおらず、他の多勢を誇る愛三やアンカーがどういった攻撃を仕掛けるのか。その微妙な駆け引きがスピードを落としているようだ。
この中でチームの4人は集団内で力を温存しながら走っている。
中盤あたりから有力選手たちが攻撃を仕掛けていき、先頭で走る選手たちが減っていく。
一番期待していた津末が集団から脱落。どうもスタート直前から体調が急変し、発熱したようだ。
後半に向けてシマノがスピードを一気に上げていく。
その動きで先頭は10人弱になるが、その最後方あたりで伊藤が粘る。
西日本チャレンジと同じに最後に喰らいつくことが出来ず脱落。
先頭は最終的に3人、そして追走集団で20人ほど。
斉藤はチェーンが外れて集団から離れてしまい、伊藤と伊勢の2人のみとなる。
ラスト周回で伊藤が仕掛けるも集団に飲み込まれ、伊勢が13位、伊藤が18位と言う結果だった。
そして単独で走り続けた斉藤は一時集団に肉薄するもあと少しが追いつけず27位と言う結果。
最後に成績の残すため積極的に動いた伊藤選手の、ラスト1周のコメント
3人が逃げていて集団はペースアップした10周目のようなスピードはなく、気持ちと脚に少し余裕のある状態でラスト1周に入りました。
集団には伊勢と2人しか残ってなかったので、結果を残すことを考えると自分の方が脚が残っていると思い、自分が着に絡む走りをするべきだと思いました。
2号橋から秀峰亭への上りはペースが速く感じられなかったので、秀峰亭の頂上手前では一気にスピードが落ちました。
1人の選手が飛び出しても集団は反応せず。先頭の3人には追いつかなくても、ふいをついて抜け出せたら4着の可能性があると思い、単独で秀峰亭の頂上からいきました。
最後の上りに入って失速して集団に抜かれてついていくことができず、ゴールしました。
アタックするならもっと思いっきり行くべきでした。
中途半端の先行になってしまいました。
写真:Hideaki TAKAGI
00:前日のミーティング
01:エリートのスタート前。伊藤(左)と斉藤(右)
02:伊勢と津末は集団の前の方で展開する
03:積極的なレースを展開した伊藤選手
04:伊勢の13位と言う結果が最高位だった
05:アンダーで走った岸本選手